丁度対照的な作品を作ったところなので簡単に説明してみますと・・・
まず牛の革を防腐処理だけしたタイプ。
(ハーマンオークレザーや栃木レザーのナチュラルなど)
表面に加工をほとんどしていないので人の肌と同じようにどんどん日に焼けて飴色になってゆきます。
使い込むとクッタリとして手になじんでゆく感じです。
吸水性も高く、汚れも付きやすいですが、気にせず使い続けると深い深い飴色になり汚れなんて見えなくなるほどです!
いわゆる 味 が出るってことです!
ナチュラルでワイルドな表現ができますね♪

素材:栃木レザーナチュラル
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もう一つは染色をした後に表面を磨いたり、ツヤ出し加工をしているタイプです。
(ブライドルレザーやルガトショルダーなど)
こちらは カッチリ としていてコシがある為、型崩れがしにくいです。
初めからツヤツヤですが、使い込めば中のオイルやロウが染み出てきて、さらに独特のツヤに変化する様子を楽しめます。
少々の傷なら指先で擦れば消えます。
アンティーク感のあるオトナっぽい雰囲気ですね♪

素材:ブライドルレザー
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細かく言うと牛の年齢や産地、その革が体のどこの部位かによってさらに細かく性質が分かれてゆきますが
長くなるのでここら辺はまた今度の機会に(笑)
さて色々ご注文を頂いているので制作に戻りますっ

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